今週は野球ファン垂涎の「プレミアムフライデー」!?朝に大谷翔平、夜に佐々木朗希が登板予定
今週の金曜日は、佐々木(左)と大谷(右)のピッチングを1日で見られるかもしれない(C)Getty Images
東北が育んだ2大モンスターが、よりスケールアップした投球を続けている。エンゼルス・大谷翔平と、ロッテ・佐々木朗希。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの優勝に大きく貢献した両右腕が、これまで以上の投球内容で打者を圧倒している。
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大谷は21日(日本時間22日)のロイヤルズ戦で、7回2安打無失点、11三振の投球で3勝目を挙げた。両リーグトップの防御率は0・64。開幕5試合で20イニング以上を投げて、被打率・092はメジャー史上最高という驚きの数字を並べてみせた。
その前日となった日本時間21日にソフトバンク打線をねじ伏せたのが佐々木。7回3安打無失点、8三振で3勝目を挙げた。これで開幕から20イニング連続無失点で、防御率は0・00のまま。NPBで開幕からの無失点イニング記録は、1939年の高橋敏(阪急)の38回1/3で、100年近く前の数字にどこまで迫れるのかも注目される。
2人そろって3勝ずつ。日米でリーグは大きく異なるが、2人の数字を並べて比較すると、ともに異次元のスタッツとなっていることがよく分かる。
◆投球回 大谷28 佐々木20
◆防御率 大谷0・64 佐々木0・00
◆奪三振 大谷38 佐々木30
◆奪三振率 大谷12・21 佐々木13・50
◆被打率 大谷・092 佐々木・081
◆WHIP 大谷0・82 佐々木・0・40