「采配批判されることでもない」CS敗退のDeNA、広島との差を球界OBが指摘「選手がきっちり決め切れなかった」
里崎氏は横浜の選手たちミスを指摘した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
10月15日のCSファーストステージで広島に負け、今シーズンの戦いを終えたDeNA。2試合いずれも接戦で、DeNAの2連勝でもおかしくなかった展開だったが、勝敗を分けたポイントはどこにあったのか。
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現役時代にロッテで活躍した里崎智也氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。15日の試合を振り返りながら、DeNAの足りなかった部分を語った。
里崎氏は同点で迎えた8回表の攻撃を回想。先頭の楠本泰史が四球で出塁すると、代走に俊足の桑原将志を送る。次の大田泰示はバントしてスコアリングポジションに桑原を進めようとするが、2球ファウルになって追い込まれてしまう。ヒッティングに切り替えるも空振り三振した大田に、里崎氏は「ここはバント決めなきゃいけない」とキッパリ。
続けて、「この違いだよ。DeNAはバント成功率が著しく低い。でもカープは高い」「盗塁もカープのほうがしててDeNAはそんなに足を使ってない」という。DeNAは今シーズンの犠打成功率は.746、盗塁数は33だった。一方、広島は犠打成功率は.889、盗塁数は78。いずれもDeNAにかなりの差をつけて上回っている。機動力でも堅実さでも差があったことが勝敗を分けたのかもしれない。