昨年の「シリーズ男」も"当落線上"か… DeNA日本一連覇への鍵を握る し烈な外野手争いの行方とは

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 結果として全6試合に先発出場、打率.444、1本塁打、9打点と存在感を発揮し、日本シリーズMVPに輝いた。

 ただ、その桑原もシーズンにおいては106試合に出場、打率.270、5本塁打、24打点、8盗塁。自身は今季の目標にシーズン143試合のフル稼働を掲げている。

 チームで光る存在としては昨年ブレイクを果たした梶原昂希もいる。91試合に出場、打率.292、4本塁打、チームトップの16盗塁と存在感を示した。
   
 ほかにもポストシーズンでも存在感を示した筒香嘉智、関根大気、蝦名達夫、佐野恵太、昨年開幕から2試合連続アーチをかけた度会隆輝など、限られたポジションをめぐって実力を備えた多くの選手がひしめくとあって、三浦大輔監督がいかにかじ取りを進めるかも注目となる。

 いずれにせよ、強みである打線強化、さらに課題である守備力向上のためにもし烈な外野手争いがチーム力の底上げにつながることは間違いない。

 今季はリーグ優勝からの日本一連覇と完全Vが目標となるチームで限られたポジションを奪うのは果たして、どの選手となるのか。春季キャンプから始まる争いも注目ポイントとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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