MVP級の成績もジャッジと大谷翔平の“陰”に…若き遊撃手の現状にド軍戦士も無念「本当にタイミングが悪いとしか言えない」
それは現役選手たちも強く認識している。現地時間8月31日にドジャースのムーキー・ベッツがホストを務めるポッドキャスト番組『B/R Walk-Off』にゲスト出演したジャック・フラハティは、「ジャッジとショウヘイがあれだけ活躍しているからね。彼らのせいでボビー(・ウィットJr.)について話すことができないでいる」と持論を語った。
「彼は間違いなく特別な1年を過ごしている。でも、ジャッジとオオタニが揃って活躍しているからタイミングが悪かったと思うよ。本当に厳しい話さ」
この意見にはホストのベッツも同調している。
「誰もがウィットJr.について話しているように見えて、ちゃんと話していないよ。彼の今シーズンはマジで凄いと思う。ただ、ショウヘイとジャッジの歴史的シーズンと同時期に重なってしまったことは、本当にタイミングが悪いとしか言いようがない」
もっとも、当のウィットJr.もジャッジと大谷の“異能さ”は素直に認めている。MLB公式のYouTubeチャンネルの取材に応じた際には「ジャッジがやっていることは本当に特別なことだ。毎晩毎晩、彼がやっていることを見ているだけで納得できる。もちろんショウヘイ・オオタニもそう。それは僕の明白な答えだ」と語った。
こうした謙虚さも若きスーパースターの魅力だと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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