46秒で棄権して漏らした「不公平よ」の本音 性別不詳の女子ボクサーと対戦した伊戦士が涙「パンチが痛すぎた」【パリ五輪】

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 また、セコンドにいたトレーナーのエマニュエル・レンツィーニ氏は多くのファンから「お願いだから戦わないでほしい。相手は男だ。彼女にとって危険だ」とメッセージを受け、事前棄権も考えていたと告白。しかし、最終的には本人の意思でリングに立ったという。

 試合後にケリフを取り巻く論争は「何の影響もなかった」と振り返ったカリニ。だが、『La Gazzetta dello Sport』は、試合後にリングを降りる際、彼女は「不公平よ……」と数回にわたって周囲に不満をぼやいていたとすっぱ抜いている。やはり彼女は相手との力の差は感じていたのかもしれない。

 なお、危なげなく試合に勝利したケリフは、準々決勝に進出。現地時間8月3日にハンガリーのアンナ・ルツァ・ハモリと対戦する。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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