選手は「恥ずかしい」と吐露 絶対王者ブラジルの五輪予選敗退に波紋広がる「監督の見方が違っても失敗だ」
ただ、指揮官は苦い経験にも前を向いている。ラモン・メネゼス監督は『O Globo』に対して、「パリ・オリンピックの2つしかない出場枠を争うこともあって、非常に厳しい戦いになることはわかっていた。もちろん、私自身、とても悔しいし、不愉快だが、今こそ頭を上げる必要がある」とコメント。さらに「彼らはまだ若く、ブラジル人に多くの喜びをもたらす世代だ」と気落ちする選手たちの胸中を慮った。
ただ、この指揮官の発言も火に油といった状態だ。コメントを伝えた『O Globo』は「ラモン・メネゼス監督の見方が違ったとしても、ブラジルのプレオリンピックトーナメントは失敗だった」と指摘。「何も保証されない状況では勝利こそが不可欠だった」と批判している。
五輪の絶対王者が早々に姿を消す形となったパリ五輪は、いかなるトーナメントとなるか。約半年後の本大会に向け、楽しみは尽きない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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