オリックス3年連続リーグ制覇!中嶋聡監督が次に狙う「野望」とは
傑出したチームマネジメント力が今季も光った。主砲、吉田正尚が欠ける中、今季も投手陣では山下舜平大、前日の試合で今季6勝目をマークした東晃平など新戦力を続々登用、野手陣は調子のいい選手を見極め打線を構築、首位打者争いを行う頓宮裕真など選手の潜在能力を最大限に引き出しながら、昨年に引き続き「全員で勝つ」野球を体現した。大きな連敗なく、危なげなくリーグ連覇に導いた。
3連覇は94年、西武以来の快挙となった。当時の西武は5連覇を果たし常勝軍団として知られたが、インタビュアーにその点を聞かれると「本当に強いチームでしたので」と中嶋監督は当時を振り返った上で、「そこにチャレンジできるチームであると思いますので」と5連覇を果たした西武超えを含め、さらなる高みを目指していく姿勢を示した。
次の目標はCS突破、日本シリーズを戦っての日本一連覇となる。
「次のCSしっかり勝って、日本シリーズ行って、まあ、あまりはっきり言いたくないですけど、日本一目指して頑張ります」と最後も、らしく締めた指揮官。黄金時代を迎えたオリックスの快進撃はまだまだ続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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