【オリックス】リーグ4連覇への道 「27勝」をどう埋めるか ポスト山本の期待集める「ネクストブレーク枠の投手たち」
また昨年10月9日のソフトバンク戦で6回を無失点に抑え、プロ初勝利を飾った曽谷龍平投手も飛躍が期待されている。22年のドラフト1位左腕、白鴎大から即戦力として期待を集め、入団。当初は中継ぎからスタートし、先発の舞台を任されるようになり、シーズン終盤に初勝利にたどりついたとあって、1年目で学んだ経験を大事な2年目に生かしたいところ。
またトミー・ジョン手術を受け、昨年のフェニックスリーグで実戦登板を果たした21年のドラフト1位右腕、椋木蓮も今季は一軍の舞台に戻ってくることが確実視されている。ルーキーイヤーの22年7月20日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で9回二死までノーヒットノーランピッチングを敢行。鮮烈な印象を残した右腕が雌伏のときを経て、一回り大きくなった姿を見せられるか。
主砲・吉田正尚が抜けたときも影響を心配されたが、「ナカジマジック」といわれる中嶋聡監督の選手起用のたくみさも光り、チーム一丸となって乗り越えてきたオリックス。絶対エースが抜けた穴を埋める、新たな新戦力の台頭が楽しみなシーズンとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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