【オリックス】リーグ4連覇への道 「27勝」をどう埋めるか ポスト山本の期待集める「ネクストブレーク枠の投手たち」

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中嶋監督がいかにチームを動かしていくかも注目となる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 リーグ4連覇を目指すオリックスが今オフ、積極的な補強に動いている。野手では広島からFAとなった西川龍馬外野手を獲得。走攻守に優れ、昨年もリーグ2位の打率をマーク、たくみなバットコントロールで知られる好打者。昨年主に外野を守り規定打席に達したのは、中川圭太内野手のみとあって、打線の厚みを増す大きな補強となった。

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 また投手陣においては昨年も16勝をマークした絶対エース、山本由伸がメジャー挑戦で抜けること、同じく昨年11勝をマークした左腕、山崎福也もFAで日本ハムに移籍となったことで「27勝」の穴をどう埋めていくかが注目となる。

 左腕エースの宮城大弥、新たな怪物候補とされる山下舜平大、昨年シーズン後半から頭角を現し、日本シリーズにも先発した東晃平などの顔ぶれが浮かぶが、オリックスの凄みは育成とスカウティング能力の高さにある。プロスペクト枠の投手たちが続々と一軍舞台で活躍する日に向け、腕をぶしていると見られる。

 ネクストブレーク枠として期待されているのは盛岡中央高校から22年のドラフト3位入団、斎藤響介投手にもある。昨年9月26日の西武戦(京セラドーム大阪)でプロ初登板初先発で4回73球を投げ、2安打無失点と堂々たる投げっぷりを見せ、ファンを喜ばせた。最速152キロの速球、スライダーが持ち味の右腕は先発枠が空いた今シーズン、どんなパフォーマンスを示せるか。

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