【広島】西川不在の穴をどう埋める? 鍵を握る「右の大砲」「新井さんマジック」
また、今季西川が夏場に右わき腹を痛め、戦列を離れたときには指揮官の柔軟な発想も、「新井さんマジック」として、話題を集めた。後半戦開幕の試合から4番打者にプロ11年目の上本崇司を起用。一発が期待できる打者ではなく、従来の4番打者像とは違ったタイプのバッターだったが、チャンスメイクもしっかりでき、送りバントを含め、チーム打撃もそつなくこなすなど「つなぎの4番」として機能、新井監督の眼力の確かさもチームの背中を押した。
今季は夏場に10連勝も達成するなど快進撃で、セ・リーグを盛り上げた。チームの歴史からいっても主力打者が離れたときは、また若手のイキのいい打者が現れるのが常となっているため、新井監督含めナインがどう立ち向かっていくかも注視されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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