また末包!? 原巨人に最後まで立ちふさがった広島の2人の「天敵スラッガー」
2人は今季の広島打線において、バリバリのレギュラーというわけではない。23日現在で、デビッドソンは109試合の出場で373打席。末包は60試合で128打席にとどまっている。2人とも規定打席には遠く及ばない。そんな脇役の打者たちに、好きなように暴れられ、上位進出への大きな足かせとしてしまった。
この時点でチームは67勝67敗2分けの勝率5割。一方で広島には前述の通りに9つ負け越して、優勝した阪神にも6勝18敗1分けと12も負け越した。この両チームだけで借金21を背負う計算に。逆にもう少し対策を練って渡り合えていれば、現在の順位も違っていたはずだ。
苦手をつくらず、逆にいかに「カモ」を得ていくか。これはペナントレースを勝ち抜く上での鉄則とも言える。巨人以外の球団相手には派手な活躍はみせていないものの、最後まで巨人にとっては厄介でしかなかった広島の2人のスラッガー。思わぬ天敵の出現が、原巨人の行く末に立ちふさがった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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