2024年オフは「捕手FA」 地殻変動起きるか 注目される「キーマン」とは
近年の捕手の移籍劇では2022年オフに西武から森友哉がFA権を行使しオリックスへ、またオリックスに在籍した伏見寅威が日本ハムに移籍とシャッフルした例があった。
他球団の主戦捕手が動くとなれば、働き場所が少なくなると危機感を抱いて移籍を決断する例も出てくるだろう。その意味では唯一のパ・リーグ球団に在籍、豊富な獲得資金も持つとされるソフトバンク・甲斐の動向に注目が高まる。
甲斐はオフの契約更改で複数年契約の提示を断り、単年契約を選択した。FA取得前年度の複数年契約を断るときは、FA権行使を視野に入れる例もこれまでは多かった。仮に甲斐が宣言すれば、ソフトバンクには大きな穴があくこととなり、他球団選手の動向にも影響を与えそうだ。
FAは選手の持つ権利であり、プロ野球人生の大事な岐路となる場合も。特に取得年度の成績は市場価値を高めるためにも大事とあって、各選手のチームでの働きにも着目したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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