「PayPayで練習する・・・?!」ソフトバンク本拠地名称が来季から変更に!
プロ野球12球団中、半数の6球団が命名権球場を本拠としている
1990年開場の「千葉マリンスタジアム」は、2011年から「QVCマリンフィールド」に、2017年からは「ZOZOマリンスタジアム」に変更。1988年開場の「グリーンスタジアム神戸」は、「Yahoo!BBスタジアム」、「神戸球場」、「スカイマークスタジアム」を経て、2011年からは「ほっともっとフィールド神戸」に。1997年開場の「大阪ドーム」は、2007年から「京セラドーム大阪」に。2009年開場の「新・広島市民球場」は当初から「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」(略称マツダスタジアム)となっている。
上記した球場を除けば札幌ドーム、東京ドーム、明治神宮野球場、横浜スタジアム、ナゴヤドーム、阪神甲子園球場の6球場は命名権を導入していない。リーグ別で見れば、パ・リーグは6チーム中5チームが命名権球場を本拠地としており、偏りが見られる。
日本ではプロ野球12球団中、半数の6球団が命名権球場を本拠としている。よりビジネスに特化したメジャーリーグに目を向けると、ネーミングライツを一切導入していない球場は比較的少ない。ヤンキースタジアム、フェンウェイ・パーク、オリオール・パーク、カウフマン・スタジアム、エンゼルスタジアム、ナショナルズ・パーク、リグリー・フィールド、ブッシュ・スタジアム、ドジャースタジアムの9球場。21球場が命名権を導入している。
日米見渡しても、命名権を導入していない球場、本拠チームは歴史ある人気チームという見方ができる。逆に新興チームは命名権を売却し、チームの強化・運営費に充てるのが一つの手段。古参ファンにしてみれば球場名がころころ変わるのは歓迎できないが、その一方で最も望むのはひいきチームが強化されることだろう。
ソフトバンク、楽天の2チームは、自社サービスの営業的側面は否定できない。かつて赤字覚悟で企業が広告塔として球団保有していた時代の名残だろうか。球場名のみならず、近年は球場内のスタンドや一部シートの名称を切り売りするケースも出てきた。プロスポーツは興行でありビジネスと切り離すことはできない。ファンの支持を失わない範囲内で、経営者はあの手この手と頭を巡らせることとなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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