コバギャルの恍惚と不安…巨人・小林誠司を応援することの「悦び」とは?
スガコバ
いやいや。欠点ばかり挙げてもしょうがない。小林を追いかけていると、いいこともたくさんあります。その一つが「スガコバ」バッテリーです。日本最強のエース・菅野智之と小林はは同世代。昨年も菅野は勝利を収めた後、必ず女房役の小林を称える言葉を口にしました。「誠司のリードのおかげです」と。
この瞬間が、たまらなく誇らしい。
「スガコバ」は昨秋のセ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージ、敵地の神宮球場でヤクルトを相手にノーヒットノーランを達成します。歓喜の抱擁。巨人の正捕手は、来季もやっぱり誠司君じゃなきゃダメだ。そんなコバギャルの確信は、いとも簡単に打ち破られることになります。
西武・炭谷銀仁朗が巨人にFA移籍-。
何それ、聞いてないし。実績のある阿部さんや、生え抜きで打撃のいい大城くん(外野にコンバートしたらいいのに!)との競争ならともかく、銀仁朗ってどういうこと? つーか西武ファンから「自動アウト」って呼ばれているじゃん。扇の要に自動アウトが2人って、意味分かんないんだけど。
自動アウト
ってコバ君、ディスっちゃってマジごめん…。
確かに打席では凡打が多いけど、鬼肩で二盗を阻止した瞬間、マスクを外して見せる素顔に胸がきゅんとなる。。毎週金曜夜、スガコバタイムからハイテンションで土日になだれ込むあの週末が、たまらなく好き。
打率を残すことよりも、頭脳的なリードをすることよりも、捕手の一番の仕事は「チームを勝たせること」。首脳陣に怒られても、マニアなおっちゃんに非難されても、そんなのどうでもいい。だって時折見せる笑顔は、本当にステキだから。
そんなコバギャルの2019年シーズンが、悦びに満ちた一年になりますように。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]