日本ハム・万波 オープン戦本塁打トップの裏にある脅威の「極太メンタル」とは
日本ハムのロマン砲、万波中正外野手(21)の快進撃が続いている。12日の広島とのオープン戦(マツダ)では8回先頭で迎えた4打席目に、中堅バックスクリーン左に放り込み、12球団単独トップとなるオープン戦5号をマーク。13日の広島戦はノーヒットに終わり、連続試合安打は7で止まったが、現在の打率は・357(13日現在)と目指す開幕一軍に向け着々と階段は上がっている。
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オープン戦とは言え、本塁打王へ少しずつ前進している万波は「結果的に取れたらいいなと思いますけど、ほかの人と争う余裕はまだないので、自分と向き合ってやっていった結果がそういうタイトルにつながったらうれしいなと思います」とガムシャラに前を見据える。
昨年は一軍で49試合に出場、プロ初アーチを含む5本塁打を記録。恵まれた体格からなるロマン砲としてこれまでも期待を集めてきたが、一気に覚醒予感。根底には大舞台に臆さず向かっていく強さがある。秋季キャンプ初日から選手の中で唯一、新庄監督を「ビッグボス」と呼ぶハートの強さを示した。
オープン戦でもアピールチャンスを求めて「常に新庄監督の目につくところにいるなど、とにかくガッツがある。そういった姿勢を新庄監督も買っています」(放送関係者)
最近の快進撃で万波がスポーツ紙をジャックした際には新庄監督自身もSNSでその様子を報告、活躍を期待する「新庄セブン」の一人に任命するなど、師弟関係の絆も深まるばかりだ。