「怖がって投げている」指揮官も嘆く、ド軍ブルペン"崩壊"の中、浮上する新守護神プラン「カーショーが適任かもしれない」
カーショーは今季限りの引退を表明している(C)Getty Images
またも悪夢が繰り返された。
ドジャースは現地23日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に4-5のサヨナラ負け。
「1番・投手兼DH」で出場した大谷翔平はリハビリ後最長となる6回を投げ、5安打無失点、8奪三振の快投を見せながら、その後を継いだ救援陣が粘れない。
4点リードの7回に2番手左腕のジャック・ドライヤーが二死一塁から適時打を許し1点を失うと、かわったエドガルド・エンリケスも2ランを被弾と3失点。
そして4-3で迎えた9回から登板した守護神、タナー・スコットは先頭にいきなり死球を与えるなど制球が定まらない。一死二、三塁でホルヘ・バロッサに左翼へ犠飛を許し同点とされると、二死二塁の場面からヘラルド・ペルドモに痛恨のサヨナラ打を浴びて、サヨナラ負けを喫した。
最近のチーム課題である救援陣がまたも粘れず大谷の力投をまたもフイにすることに。試合後、デーブ・ロバーツ監督は苦戦が続く救援陣に対し「怖がって投げている」とコメント。特に9回に投げたスコットに対してはスライダー一辺倒になっていることを問題視。速球を織り交ぜて投げることを求めた。
とはいえ残り試合も少なくなり、ワイルドカード争いも進む中、短期決戦の戦いが迫る。
1 2






