36歳フリーマンの「代役」も ドジャース「元MVP外野手」獲得のメリットは“汎用性” 再獲得はあるのか
ベリンジャー再獲得はドジャースに汎用性をもたらすか(C)Getty Images
ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースは、オフもFA戦線で主役となるのか。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「最も重要な補強分野の一つはレフトだ。ドジャースは右投手を打ち砕くことを期待してマイケル・コンフォートと契約したが、ファンの不満をよそに、彼はレギュラーシーズンを通して打席で無様に空振りし、レフトの守備でもひどいプレーを晒した」と、1年1700万ドル(約25億円)の契約で加入した32歳へ厳しい言葉を並べた。
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同メディアは、レフトのポジションを埋められる選手として、ヤンキースのコディ・ベリンジャーの名を挙げた。記事では「ドジャースはカイル・タッカー争奪戦に加わる可能性が高いが、彼らはまた、コディ・ベリンジャーのLAでの2度目の在籍に関心があると見られている」と指摘している。
ベリンジャーは、ドジャース時代の2019年に156試合で打率.305、47本塁打、115打点、OPS1.035と好成績を残し、ナ・リーグMVP、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞にも輝いている。
翌20年オフに右肩脱臼の修復手術を受けた影響でその後は打撃成績も伸び悩んだが、23年からカブスで2年間プレーした後、今季からヤンキースへ移籍して152試合で打率.272、29本塁打、98打点、OPS.814の成績を残している。
また、「ベリンジャーは左投手に対しても劇的に改善している。ドジャースでの6年間、彼は左投手に対してわずか.232だったが、退団後の3年間で非常に熟達し、左投手に対しては打率.329をマークしている」と記した。






