ピッチクロック短縮が原因か 大物投手たちが相次いで肘靭帯損傷で離脱 選手会はMLBに怒りの声明「重大な懸念があった」

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 一概にピッチクロックだけが故障の原因ではないだろう。滑りやすい球質や過密日程など理由はさまざまに論じられている。だが、十分な検証を済ませていない段階で、ピッチクロック短縮に踏み切ったMLBに選手会は異議を唱えている。

 クラーク専務理事は声明において、「選手たちが満場一致で反対し、かつ健康と安全に関して重大な懸念があったにも関わらず、コミッショナーたちは昨年12月ピッチクロックの時間を削減した。この数十年間で最も重要なルール変更から1シーズンしか経っていないのに、だ」と訴え、こう続ける。

「導入以来、リカバリー時間が減ったことが健康に与える影響について、我々の懸念は増す一方だった。そして、こうした深刻な変更の影響をリーグが認識し、深く研究する気がないという事実は、球界において最も貴重な資源でもある選手たちにとって、前例のない脅威だ」

 これまでの対応を見ても、メジャーリーグ側がピッチクロックルールを改めるというのは、おそらくない。そうしたなかで、選手会がどう動くかは引き続き注目だ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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