鎌田大地、クリスタル・パレス入りが決定的 英メディアは指揮官との関係を強調「日本人MFとの仕事を熱望している」
ラツィオ退団が決まった鎌田。新天地で輝けるか(C)Getty Images
また1人、日本人プレーヤーのプレミアリーグ移籍が実現に向かっているようだ。
ラツィオの鎌田大地が、クリスタル・パレス入りが間近であると、欧州メディアにより伝えられている。英ニュースサイト『Londonworld』は現地時間6月1日、「クリスタル・パレスはダイチ・カマダとの契約締結に向けて動いている」と報じ、「このミッドフィールダーは、ミラン、ナポリ、ローマのターゲットでもあった」などと説明している。
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鎌田は今季、ラツィオで後半戦から徐々に出場機を増やし、一時は契約延長も囁かれていたが、シーズン終了から間もなく、他クラブへの移籍が有力視されることとなった。一部メディアではクリスタル・パレスが金額提示など接触したとも報じられている。
ラツィオとの関係については、英メディア『Daily Mail Online』が現地時間6月1日に公式サイト上で、「カマダは、1700万ポンド(約34億円)という放出条項をめぐる問題により、ラツィオとの新契約で合意に至らなかった」と振り返っており、両者間での交渉が決裂したと伝えている。
さらに『Londonworld』では、新天地移籍濃厚となった鎌田と、今季途中よりクリスタル・パレスの指揮を執るオリバー・グラスナー監督との関係についても言及。「27歳のカマダは、グラスナー監督の指揮の下、2022年にアイントラハトでヨーロッパリーグを制覇した」として、前所属であるフランクフルトでの師弟関係にあったと指摘し、「オーストリア人監督は、かつてドイツでは『完璧だった』と評したこの日本人ミッドフィールダーとの仕事を熱望している」と指揮官の心境を綴っている。