引退試合でも沸かせた松井大輔 ”粋な”アシスト連発で「W杯の名シーン」を再現
松井(右)は本田(左)へのクロスでW杯南アフリカ大会のゴールを彷彿させるシーンを演出した(C)産経新聞社
サッカー元日本代表MF松井大輔の引退試合「松井大輔引退試合-Le dermier dribble~STARSEEDS SPECIAL MATCH~」が12月15日、神奈川県横浜市のニッパツ三ッ沢球技場で開催された。
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今年2月、現役引退を表明した松井。Jリーグ入りは2000年、高校サッカーの名門・鹿児島実業高を卒業後、複数クラブからのラブコールを受ける中、当時、憧れの存在だった“キングカズ”こと三浦知良が在籍していたJ1京都に入団。巧みなドリブルと相手の意表を突くトリッキーなプレーを持ち味に存在感を見せるとアテネ五輪代表に選出され、大会後にフランス1部リーグ「ルマン」に移籍。
その後は国内外の複数クラブで活躍し、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では16強入りの原動力に。2021年にはJリーグとフットサルの「二刀流」にも挑戦した。
そんな松井の引退試合には豪華メンバーがずらり。代表でプレーした仲間を中心とした「JAPAN DREAMS」からは本田圭佑、小野伸二、香川真司、大久保嘉人らがスタメンに、昔からの戦友や元チームメイト、ゲストで構成された「MATSUI FRIENDS」からはカズ、酒井高徳(ヴィッセル神戸)らが先発出場。松井は前後半で両チーム交互に出場して現役時代さながらのドリブル突破やオーバーヘッドを披露。7ゴールを挙げて会場を沸かせた。