ダルのサイヤング賞可能性について岩村氏「フィフティーフィフティー」
可能性はフィフティーフィフティー
そんなダルビッシュについて、今もっとも注目すべきポイントといえば、やはりサイヤング賞だろう。
ダルビッシュのサイヤング賞受賞の可能性について、岩村さんは
「おそらく、デグロムと一騎討ちになると思います。2年連続サイヤング賞を受賞している彼に待ったをかけるには、ダルビッシュは二桁勝利が必要になると思いますね。
(ダルビッシュが)獲れる可能性としたら、フィフティーフィフティーじゃないでしょうか。可能性は十分にあると思いますが、やはりデグロムも侮れないですね。」
と、昨年まで2年連続サイヤング賞を受賞しているメッツのデグロムとの争いになるのではと予想。
このまま順調に試合が進めば、残り2試合に登板できると予想される。その中でサイヤング賞へ向け、ダルビッシュに求められることについて岩村さんはこう話す。
「課題として敢えて挙げるとするなら、やはり立ち上がりですね。課題とまでは行かないですが、やはり難しいですから。
とはいえ、サイヤング賞は、勝ちだけが全てではなく、最高のピッチャーに与えられる賞。そう言った面でいうと、チーム状況も関係してきますからね。
カブスは今チーム状況が良いので、その中でダルビッシュのモチベーションとして個人タイトルではなく、チームのためにという部分が加味されれば、よりパフォーマンスが発揮される可能性はあるんじゃないでしょうか。」
未だ日本人のみならずアジア出身の選手で受賞歴のないサイヤング賞。
日本人初の快挙を成し遂げ、コロナ禍に苦しむ人々に希望の光を届けることができるのか。
ダルビッシュ、そしてメジャーリーグの行方に最後まで目が離せない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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