ダルのサイヤング賞可能性について岩村氏「フィフティーフィフティー」
新型コロナウイルスの影響で通常の162試合から約100試合減の60試合制でおこなわれているメジャーリーグ。
少ない試合数の中で、今年も日本人メジャーリーガーたちは各地で奮闘している。
中でも今季、活躍が著しい選手といえば、カブスのダルビッシュだろう。
ここまで10試合に登板し、両リーグトップタイの7勝をマークしている。
そんなダルビッシュの好調の要因、そして気になるサイヤング賞の行方について、元メジャーリーガーで現在はBCリーグ福島レッドホープスで監督兼球団社長を務める岩村明憲さんに話を聞いた。
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元の姿に戻ることが出来た
自身8連勝が懸かった10日(日本時間)の登板では立ち上がりの失点が響き2敗目。
16日(日本時間)の登板では7回3失点で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りながらも味方が追いつかれ、2試合連続で勝ち星を逃している。
とはいえ、自身9試合連続でクオリティースタートをクリアするなど、好調をキープしている。
今シーズンの好調の要因について、岩村さんは、
「今年からという訳ではなく、去年の後半から凄く調子がいいですよね。去年の前半は、あまりにもダルではないような感じでしたから。
そこから人が変わったように良くなったというよりも、悪かった時期が、なんでだろうなという感じでしたね。その中で自分の中で原因を探れたからこそ、またこうして元の姿に戻ることができたのかなと思います。」
と、あくまでもダルビッシュ本来の姿を取り戻していると分析。
その中で、昨年までと変わった点についてはこう話している。
「全ての球でストライクも空振りも取れますし、全てがカウント球になり、勝負球になるところですかね。後は若干カットボールの割合が増えているなと感じますね。」