イニエスタも悩んだ「うつ病」に大坂なおみも! 深キョン「適応障害」との違いは?

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 うつ病は、サッカー界のスーパースター・イニエスタ(Jリーグ・ヴィッセル神戸)も悩まされたことを告白しているように、有名人にも多い。厚生労働省の調査によると、日本でうつ病になったことがある人の割合は6.7%で、およそ15人に1人の計算。※1

 病院を受診していない人は含まれないため、実際にはもっと多くの人が苦しんでいると考えられている。男女別では女性のほうが男性より1.6倍、気分障害が多いというデータもある。

 大坂は18年の全米オープンで四大大会初優勝してから、うつ病の症状に苦しめられていることを明かし「オフィシャルな場で話すのがもともと得意ではなく、世界中のメディアを前に話すことに大きな不安を抱えるようになっていた」という。試合後に義務付けられている記者会見を拒否し、病気を告白したことで、自らの身を削ってスポーツ界に問題提起する形になった。

 深キョンは適応障害となった原因は不明だが、今年に入って「激ヤセ」報道があり、体調面が心配されていた。昨年は同じホリプロに所属していた芦名星さん、藤木孝さんが自ら命を絶ち、コロナ禍で取り巻く環境も激変。10代から売れっ子として笑顔で走り続けてきた彼女に、何かしらの大きなストレスがかかっていた。

 うつ病も、適応障害も、専門医の診断を受けること、何より休息する時間が必要となる。ファンにとっては残念だが、大坂も深キョンも、じっくりと療養に専念してもらいたい。





※1 厚生労働省HP「うつ病を知っていますか?」
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/01/s0126-5d.html

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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