大谷翔平への米球界の「不満」は必然か 元二刀流選手が疑問視する大谷ルールに設けられた“条件”「なぜ資格が必要なんだ」

タグ: , , , 2025/9/26

投打二刀流を当たり前にこなしている大谷(C)Getty Images

 メジャーリーグはレギュラーシーズンが最終盤を迎え、ポストシーズンが差し迫っている。そうした中で、球界内で生じたという“ある不満”が、日本でも小さくない話題となった。

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 米全国紙『USA Today』の敏腕記者であるボブ・ナイチンゲール氏が、現状では大谷に“のみ”に適用されている二刀流選手へのルールに関して、ドジャースが投手ロースターを一枠多く抱えられることで「他球団が憤りを感じている」と伝えた。

 いわゆる「大谷ルール」は、2020年からMLBの公式ルールとして制定。二刀流選手の可能性と幅を広げたのは間違いない。ゆえにナイチンゲール記者が伝えた「他球団が憤り」には反発の声が噴出。SNSでは「何を今さら」「同じように二刀流選手の選手と契約をすればいい」といったコメントも目立った。

 もっとも、他球団にとっては、「同じようにやればいい」とはいかない事情もある。それを生んでいるのは、“大谷ルール”で定められた規定に他ならない。

 今から約1か月前。米メディア『The Athletic』の記事において二刀流挑戦についての本音をパドレスのジェイク・クロネンワースが語っていた。大学時代に投手も兼任し、マイナーでもクローザーを担った実績があった31歳は、MLBの設けたルールの在り方に“疑問”をぶつけた。

「なぜ大学やマイナーで出来ていることを、メジャーに上がったからと言って資格を得る必要があるんだ。自分にはそれが全く理解できない。あれ(今の大谷ルール)は高いレベルで二つをこなせる選手の天賦の才を奪うんだ」

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