6人ローテ本格化へ ド軍投手コーチが告白した“来季構想”は佐々木朗希獲得や「投手・大谷」の二刀流解禁にどう影響するか

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「もし1人が故障すると、次々と影響が出てきて…」

「もし1人が故障すると、次々と影響が出てきて、他の全員が突然1か月、2か月とやってこなかった通常の間隔(中4日)で登板をしなければならなくなる。3Aにメジャーで投げる準備が整っている投手がいるのかどうか。フロントとともに計画をしっかりと立てる必要がある。

 15連戦、18連戦がある場合も6人ローテでずっとやるのか。谷間のスポットに選手を入れていくだけなのか。そして、もしやるとすれば、ブルペンでイニングを稼ぐ救援投手が1人減ることを考えて、その層も厚くしなければならない。良い点、悪い点と多くの要素がある。(野球界は)そうした傾向に向かっているようだが、投手のロースター人数を減らすような動きがあれば、これが続いていくものなのかどうかの確信をまだ持てない」

 もっとも、ドジャースは球界随一のビッグマーケットチームではある。今オフの移籍市場で選手層に厚みを持たせる補強に動く可能性は小さくない。

 すでに米メディアでさまざまな噂が噴出している。ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を狙う佐々木朗希をはじめ、コービン・バーンズ、ブレイク・スネル、マックス・フリードらFA市場の人気銘柄獲得に動き出しているとも伝えられている。

 仮に大谷、山本、グラスノー、ボビー・ミラー、トニー・ゴンソリンらが居並ぶ現先発陣に、バーンズや佐々木が加われば、まさに鬼に金棒。プライアーコーチが「最大の懸念材料」と語る投手層の問題も解消され、“6人ローテプロジェクト”は一気に進むはずである。

 目下、打線強化も念頭に置いているとされるドジャースは、果たしてどのような冬を過ごすのか。昨年も移籍市場を賑わせた銀河系軍団は、やはり今オフも“主役”だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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