ドジャース先発陣はやはり今季もリスクと隣り合わせ!? 現地メディアが各投手の故障歴を懸念「昨季同様、打線に頼る状況に陥るか」
その中では、「2025年のドジャースのローテーションは超一流の才能を揃える」と評しながらも、「しかし、ここで問題となるのは『万全の状態であれば』という前提条件がつく点だ」と主張する。グラスノーやスネル、カーショウ、ゴリンソンなど先発候補それぞれの故障歴を振り返り、山本、佐々木にも言及。「ヤマモトは昨シーズン、肩の腱板損傷で3か月の離脱を経験している」と綴っており、「ササキも日本で圧倒的な投球を見せてきたが、過去2シーズンの合計投球回数はわずか202回。さらに昨年は速球の球速が落ちる傾向を見せた」と説いている。
また大谷に関しては、「球団側は具体的な復帰時期について慎重な姿勢を崩していない」と投手での出場がまだ先であると見通している。だが一方では、復帰した場合、他の投手の負担を減らすことができると分析しており、その上で、「球団としては『オオタニの復帰までローテーションを維持すること』が重要な課題となる」と指摘する。
同メディアは、「すべてがうまく噛み合えば、このローテーションは歴史的な支配力を誇るものになるだろう」としながらも、「だが、そうならなかった場合、ドジャースはイニングを埋めるために奔走し、昨シーズンと同様に打線の力に頼らざるを得ない状況に陥るかもしれない」などと予想を並べている。
やはり、先発コマ不足に喘いだ昨季の再現もあり得るという2025年のドジャース投手陣。今季はこれまで以上に、投手1人1人のコンディション管理を入念に行っていく必要があるようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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