ノーヒット投球中だった今永昇太はなぜ降板 「残酷なミス」と波紋を呼んだ継投策を講じたカブスが抱えた“事情”とは?

タグ: , , , 2025/3/19

 また、米メディアでもクレイグ・カウンセル監督の判断を糾弾する意見は上がった。野球専門サイト『Fan Sided』は「カブスは残酷なミスを犯した」と指摘。「かなり完璧な投球を続けていたイマナガからブラウンへの交代した後にカブスは窮地に追い込まれた」と論じた。

 もっとも、カブスの地元メディアではカウンセル監督の判断が「正当性があった」とする指摘も飛んでいる。

 地元放送局『Marquee Sports Network』は「ショウタは開幕戦で前年のワールドシリーズ王者を無安打で抑えた初の先発投手となった」と強調。通年とは異なる開幕スケジュールの下で球団が抱えていた“特異な事情”を説いている。

「ドジャース相手に完璧な投球をした31歳は投球数制限中だった。通常なら春のオープン戦中のタイミングにより、両チームの先発投手は十分な投球ができていなかった。カブスはおそらくあと1、2イニング投げられることを期待していたが、彼の球数はカウンセル監督たちが設けていた制限であった70球に迫っていた。

 もちろん、カブスは勝ちを狙った。そしてショウタが長く投げてくれることを願っていた。しかし、これは162試合中の1試合目でもある。カブスは彼がこの1試合だけでなく、シーズンを通して素晴らしい投球を見せてくれるようにしたいのだ」

 たしかに「まだ見ていたい」と思わせる内容だっただけに、見ている側に少しばかり歯がゆさは残った。それでも長期的なスパンを見通したカブスの判断は妥当だったと言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【動画】大谷翔平が強烈な右前打!東京ドームで今季初安打をマーク

【関連記事】ド軍激震!ベッツに続き、フリーマンも「左わき腹違和感」でスタメン外れる 東京シリーズ、MVPトリオの2人が欠場

【関連記事】「気分が悪い」フリーマンの“日本賛辞発言”が物議! 何気ない比較に韓国メディアが反発「おもてなしの記憶は忘れたのか」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム