借金「7」で最下位の中日、DeNA戦の3連敗に球界OBが苦言「もう少し守備がしっかりしてくれば」
中日の得点数はリーグ最下位の56点。首位を走るDeNA(81点)とは30点近く差がある。また、チームのホームラン数はわずか4本。現在セ・リーグのホームラン王で6本を打っている中田翔1人にさえ劣っており、打撃面の深刻さはやはり無視できない。高木氏は守備を課題として挙げていたが、打撃面も苦しい状況と言える。
さらに言えば、問題はこれだけではない。28日の試合では8回に代走で起用された高松渡が、ライトフライで飛び出して同点のチャンスを潰すなど、「若いチームだから仕方ない」では片付けられないミスも少なくない。他にも、広島戦の27日での12回一、二塁の状況で西川龍馬を申告敬遠で歩かせ、その後の韮澤雄也にサヨナラとなる押し出し四球を与えた試合をはじめ、立浪和義監督の采配がいまいちハマっていないことも影響している。
現在8勝15敗の最下位で、セ・リーグで唯一10勝に到達していない中日。課題は山積みだが、小笠原や髙橋、柳裕也など先発投手は揃っている。課題を一つずつ潰して行ば、浮上するチャンスは見えてくるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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