前半戦「勝負の8連戦」を迎える中日 先発陣と打線のキーマンは?
■打線のキーマンは細川&カリステ
では、打線のキーマンは誰になるだろうか。筆者は細川成也とオルランド・カリステを挙げたい。
細川はコンスタントに複数安打が出ているが、6月26日の阪神戦(甲子園)以来、9試合に跨って本塁打はおろか長打が出なくなっている。相手からのマークがキツくなっているのは承知の上だが、ハマスタや神宮の狭さも借りながら再び長打連発といきたい。
カリステは先の広島3連戦のうち、2試合で先制打をマーク。走者なしでも得点圏でも変わらずに初球から振っていくスタイルが頼もしく、今や打線に欠かせない選手となっている。岡林勇希、田中幹也の出塁からチャンスを作り、カリステが本塁に還すパターンを続けていきたい。
2人とも打線の中軸を担っており、ポイントゲッターとしての働きが期待されている。彼らのバットから1点でも多くの得点を生み出し、連戦続きの投手陣を楽にさせたいところだ。
[文:尾張はじめ]
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