最下位に転落した立浪中日で注目される「起爆剤」の存在と復活が待たれる「選手の名前」

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岡林は打率1割台と苦しんでいる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 中日は交流戦を通じてふるわなかった。

 最終戦となった6月16日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2-7と敗れ、借金は今季最多の「6」と膨らみ、ヤクルトと同率の最下位に転落した。

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 交流戦18試合で7勝11敗、33得点とパ・リーグの投手相手になかなか点を奪うことができなかったことが響いた。

 要因はこのところ本塁打から遠ざかっている主砲・細川成也の状態にもある。4月は自身初の満塁弾を放つ試合もあるなど堅調な滑り出しだったが、5月5日以来、本塁打から遠ざかっており、現在は中田翔のコンディション状態もあり4番を務めることで力みも感じさせる。昨年チーム最多となる24本塁打をマークした主軸の復調が待たれる。

 さらに復活が期待されているのは昨年、チームで唯一となるフルイニング出場を果たし、リーグ3位の163安打をマーク、球団新記録となる29試合連続ヒットもマークした岡林勇希にもある。

 右肩炎症のため開幕1軍入りを逃がし、4月中旬にチームに合流したが、その後も低空飛行が続いている。「9番・中堅」で先発した16日のロッテ戦は遊ゴロ、一ゴロに倒れ、7回二死一塁のチャンスに回ってきた第3打席では代打を送られた。ここまでの打率は「.188」。立浪和義監督も我慢の起用を続けているが、なかなか光が見えてこない。

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