低迷続く中日の問題点はコーチにも? 球界OBから指摘を受けた「ポイント」とは
立浪監督が指揮を執る中日が苦しんでいる。40試合を経過し、借金「14」(22日現在)とすでに昨年終盤の最大借金に並んでいる。若手の積極起用を進めるチームではちぐはぐさも目立つとあって、球界内からも様々な考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は23日に更新した自身のユーチューブチャンネルで中日のチーム状態について言及している。
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高木氏は低迷続くチームにおいては「2割8分打てる素材、みんなが20盗塁できるチームを作れば勝てるようになるよ」と今後のドラフト戦略も大事とした。
続けて、先に打撃不振で登録抹消となったメジャー通算41本塁打のアキーノに関しては「切っちゃダメ。アキーノは20盗塁できるぐらいの足を持ってる。バッティングを教えてやったら20発は打てるから」と一軍起用で粘り強く育てるべきだと話した。
さらにチーム浮上の条件としては「熱血コーチ」を求めた。
「選手とコーチが寝食を共にするぐらいじゃないとチームは救えない。ゲームが終わりました、明日頑張りましょう、それじゃダメ。一緒に寝るぐらいじゃないと」と、さらに親身になって指導することを求めた。
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