最下位に転落した中日の浮上ポイントは? 球界OBから指摘された「中田翔の説得力はもうない」
開幕4番の中田もこのところ、打撃で苦しんでいる(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
中日が苦しんでいる。
交流戦の最終戦となった6月16日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2-7と敗れ、借金は今季最多の「6」と膨らみ、ヤクルトと同率の最下位に転落した。
【忖度なし】高木が提言!”俺だったらこうする!!”まさかの最下位に転落!不調の中田&岡林の起用はどうする?中日ドラゴンズを立て直しに必要なことを語ります!
交流戦18試合で7勝11敗、33得点は西武に次いでワースト2位と得点力不足があらわになっている。
頼みの綱の投手陣においても開幕投手の柳裕也が不振で二軍落ちと投打において不安材料が出ている中、勝負の夏を見据え立浪和義監督がどうチームを立て直していくのか、球界内からも様々な意見が出ている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は6月18日に自身のYouTubeチャンネルに「【忖度なし】高木が提言!"俺だったらこうする!!"まさかの最下位に転落!不調の中田&岡林の起用はどうする?中日ドラゴンズを立て直しに必要なことを語ります!」と題した動画を更新。独自の目線でチーム再建策を語っている。
まず高木氏がチーム立て直しに大事なポイントに挙げたのは「選手を信じること」だった。開幕当初は固定オーダーで戦えていたが、ここにきて日替わりオーダーが目立つ。
不振の選手も多く、やりくりに苦労している点もあるだろうが、勝負の後半戦を前に、指揮官が考える"必勝オーダー"を掲げて、その意図を選手たちに説明、スタメンを担う選手たちに「責任を持たせたほうがいいと思う」と高木氏は語った。