借金29の立浪中日に首脳陣シャッフルの可能性も? 球界OBからは「このままというわけにはいかない」の声
同試合ではブライト健太外野手が4回先頭で三塁打を放ち、無死三塁の形を作るもオルランド・カリステの三ゴロで飛び出してしまい、挟殺プレーの末にアウトとなってしまった。選手の判断の甘さが露呈した場面となり、宮本氏もこのシーンを取り上げながら「(打者が)打つ、打たないはもちろんあるんだけど、走塁のミスが今年目立ちましたよね」とチーム全体にわたっての課題であるとした。
一方で好材料として挙げたのは、カリステだった。8月下旬に4月以来となる一軍昇格を果たした助っ人は10日の巨人戦でもマルチ安打をマークするなど、貧打にあえぐチームにおいては存在感を示している。
カリステの打撃に関しては宮本氏も「良くなっている」と評価。試合内容が確実に改善されているとした上で、今後は本塁打10~15本、打率・280以上の中距離バッターも狙えるとした。
すでに2年連続でCS出場権も逃しているチームをめぐっては、ファンから厳しい目も向けられている。
昨オフは大幅な血の入れ替えが話題を集めたが、このまま下位に沈むようであれば、コーチ陣、ナイン含めテコ入れは必要となる。
残り18試合、来季に向け、少しでも希望が感じられるような戦いぶりを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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