それでは勝てない 立浪中日再びの「怠慢プレー」にファン嘆きの声
中日は24日の広島戦(マツダ)に2-6と敗れた。天敵・九里亜蓮を打ち崩せず、ミスも響いた。
またも天敵にやられた。相手先発の九里には2021年から7連敗中、今季だけで3勝を献上している。この日も7イニングで7安打を放つもわずか1点と拙攻が目立った。
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先発の涌井秀章も誤算だった。初回に西川龍馬に2ランを浴びるなど5点を奪われ、追いかける展開となり、序盤から重苦しいムードが漂った。
どうにも浮上できないチームではこの日もミスが足を引っ張った。
5点差を追う3回一死無走者の場面、打席に入った1番・岡林勇希が九里から放った打球は三塁線ぎりぎりの打球、ファウルと判断したのか、走り出しが遅れてアウトになるシーンがあった。フェアゾーンに入っていたため、結果的には三塁ゴロとなり、アウトを一つ増やすことになった。
試合後、立浪監督は同プレーに対して「自分で決めつけて判断してしまった。二度とああいうことがないようにやっていかないといけない」と苦言を呈した。
チームでは18日の阪神戦でも、石川昂弥がホームイン直前に走塁を緩めたことが原因で、得点が認められないボーンヘッドがあったばかり。そのときも関わった選手を個別に呼び、ワンプレーに向き合う大切さを立浪監督が説いたばかりだったが、集中力を欠くプレーが続いている。