2試合連続の牽制死…最下位・楽天が直面する”積極走塁”の弊害
その9日前、球界で同じような出来事があった。本塁生還より先に、他の走者がアウトになり、得点が認められないケースが、5月18日の中日対阪神で発生。全力疾走を怠り、状況判断もまずかった中日の緩慢な走塁がネットなどで大きな話題として取り上げられ、批判を浴びたばかりだった。
選手だけが責められる問題ではなく、指導を徹底できないコーチ、首脳陣にも問題はある。走塁は走るだけでなく、得点差、状況判断、打球判断、自分の脚力など意識レベルで準備することが多い。チームとして徹底できないから、同じようなミスが立て続けに起きてしまう。楽天の立て直しには、一刻も早い意識改革が求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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