控えGKとしてチームに尽くす川島永嗣を米メディアが称賛!「役割が変わっても忠実であり続ける」
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カタールワールドカップで日本代表は、4度目の決勝トーナメント進出を決めるなど目覚ましい活躍をみせている。ドイツ、スペインから逆転勝ちを収めたことで、チーム全体から伝わる自信は増し続け、ファン、サポーターからの期待も高まるばかりだ。
今大会、初出場のプレーヤーの思い切りのいいパフォーマンスが日本を牽引する一方で、そのキャラクターを存分に発揮している長友佑都や、キャプテンとして選手をまとめる吉田麻也らベテランの存在もクローズアップされてきている。その中で、まだプレーの機会がない川島永嗣にも海外メディアからの注目度は高まっているようだ。
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米メディア『ESPN』は、今大会ここまで見られた川島のチームメイトへの振る舞いなどを紹介する特集記事を配信、その中では権田修一、シュミット・ダニエル等、ゴールキーパー陣との関係にも触れている。
記事では「トレーニング中のウォームアップから試合前まで、カワシマはゴンダにとって第2のGKコーチのようなものだ」と記しており、さらにダニエル・シュミットを含め『絆で繋がれたGKチーム』とも称している。
また「木曜日にスペインに勝利した際、控え組の2人が終了の笛とともにファーストチョイス(権田)に向かって大はしゃぎで駆け出し、祝福したことが最もよく表れている」と劇的勝利の試合後を振り返った。
他にもチーム全体への影響について「最も重要なのは、存在がモリヤス監督を安心させていることだ。いざというときにいつでも招集できるベテランプレーヤーを確保していることは大きい」と見解を示した。