井上尚弥に完敗した名手ロドリゲスが5年ぶりの王座に! 残り50秒で3ダウン奪取で米メディアも感嘆「優れた内容だ」

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右目を腫らしながらも「見えてはいた」というロドリゲス(左)。ロペスを打ち破る猛攻は圧巻だった。(C)Getty Images

 プエルトリコの名手がふたたび王座へ返り咲いた。

 現地8月12日、ボクシングのIBF世界バンタム級王座決定戦12回戦が米メリーランド州で行われ、元王者で同級2位エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が、同級3位のメルビン・ロペス(ニカラグア)に判定(3-0)勝ち。約5年ぶりにベルトを手にした。

【動画】会場が沸いた怒涛の猛ラッシュ!ロドリゲスのダウン奪取シーン





 壮絶な戦いだった。ロペスの的確な攻撃を受け、中盤には右目上が大きく腫れる事態にも至ったロドリゲスだったが、的確に右のジャブとストレートを当ててポイントを稼いだ。そして圧巻だったのは最終12回だった。

 土壇場になって攻勢を強めたプエルトリカンは、残り50秒のところで左ボディー、さらに再開直後に顔面への連打で2度のダウンを奪取。そして残り10秒を切ったところで仕掛けると、時間切れとなってTKO決着とはならなかったが、3度目のダウンを奪った。

 2019年5月に井上尚弥(大橋)に2回TKOの完敗で王座から陥落していたロドリゲス。続く20年12月に実施されたレイマート・ガバリョ(フィリピン)とのWBC世界バンタム級暫定王座決定戦も判定の末に敗れ、タイトル戦線からは遠のいていた。

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