上林ら戦力外通告で激震! “コスト削減”で動くソフトバンクは韓国20勝助っ人も注視? 韓国メディアが「現地で視察」と報道
そうしたなかで、今季にチーム防御率3.27(リーグ3位)、QS率36.48とやや精彩を欠いた投手陣の新たな柱になり得る助っ人獲得の報道も出ている。韓国メディア『IS Plus』は、今季のKBOリーグで20勝を挙げたエリック・フェッディ(NCダイノス)獲得の可能性を伝えた。
フェッディは今季に再起をかけて飛び込んだ韓国球界で覚醒した右腕だ。29先発で180と1/3イニングを投げ、20勝6敗、防御率2.00、209奪三振でリーグ三冠王を達成。同国では元中日のソン・ドンヨルに続く史上2人目の「1シーズン20勝&200奪三振&自責点1点台」の快挙もやってのけた。
元MLBドラフト1位(2014年全体18位でナショナルズ入り)の実績を見せつけたフェッディ。『IS Plus』によれば、すでに国外のスカウトから熱視線が注がれており、日本球界では巨人、オリックス、そしてソフトバンクが「球団関係者を派遣し、現地でピッチングを視察している」と伝えている。
さらに同メディアは「もちろん我々は可能なら再契約したい」としたNCダイノスのイ・ソンナムGMのコメントを紹介。そのうえで「彼らが『可能なら』と前置きするのは、KBOリーグは外国人選手3人の契約総額が400万ドル(56億ウォン)を超えることはできないサラリーキャップ制度があるためだ。外国人選手の再契約年数に応じて上限は1億4000万ウォンずつ増額されるが、効果は微々たるものだ。となると、現実的に日本球団と競争するのは容易ではない」と断じた。
改革に向けて動くソフトバンクが韓国から20勝投手を大きな話題となるのは必至だが、はたしてどうなるか。「異次元」を超える可能性もある補強の行方に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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