「これはクレイジーだ」“ファンの野次”でヤ軍指揮官を退場にした球審がまさかの反論「誰が言ったかなんて関係ない」
ファンの野次で退場させられたブーン監督は納得がいかず球審に抗議(C)Getty Images
ヤンキースのアーロン・ブーン監督が現地時間4月22日(日本時間23日)、本拠地・ヤンキースタジアムで行われたアスレチックス戦で試合開始わずか5球で退場処分を言い渡されるというハプニングが起きた。
初回、アスレチックスの先頭エステウリ・ルイーズはスイングを仕掛けながら右足に死球を受けた。このプレーに、ブーン監督は両手を広げて不満を表し、スイングしているとアピールした。
そして、続く2番のタイラー・ネビンに対してヤンキース先発のカルロス・ロドンが1球目を投げたところで、ウェンデルシュテット球審がブーン監督に警告を発してその場はおさまったかのように見えたが、すぐに同球審は「退場だ!」と叫んだ。
写真や映像では無言でベンチにいるブーン監督の背後に、スタンドで何かを叫んでいるファンの姿が映っている。その直後に退場が宣告されたことになる。
この一連の出来事を米紙『New York Post』は詳しく紹介している。記事内で「ブーン監督はダグアウトから飛び出し、客席を指差してウェンデルシュテット球審に、叫んだのはファンだと告げた」としたが、球審は「誰が言ったかなんて関係ない」と答えたという。
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