41年ぶりのF1ラスベガスGP、決勝はサタデーナイト!! 一方でヨーロッパスタイルからの脱却に馴染めぬファンも
ところが近年は国名の原則も崩れ、マイアミ、ラスベガスのほか、メキシコGPはメキシコシティGPに、ブラジルGPはサンパウロGPとなった。エミリアロマーニャもイタリアの州名だ。23レース中、5か所が国名を名乗っていないことになる。ちなみにアブダビGPはアラブ首長国連邦を形成するアブダビ首長国での開催で、国名と受け取られている。
F1関係者は「メキシコGPは政府が財政援助したいたものの、援助打ち切りの動きがあり、開催が危ぶまれたことがあった。しかし、首都のメキシコシティや民間の支援で2022年に新規契約を結ぶことができたことから、メキシコシティを強調してメキシコシティGPになった。ブラジルも主催者が変わってサンパウロGPの名称に改まった」としている。
2016年にF1の興行権を米メディア大手のリバティメディアが買い取って以来、エンターテインメント重視にシフトし、伝統と格式を重んじる従来のヨーロッパスタイルからの脱却を図っている。そのためオールドファンにはなじめない部分も多いという。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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