F1モナコGPは今も昔も特別 今季からピットストップ2回が義務に 目的は「スペクタクル性の向上」

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今季のモナコGPは特別ルールが採用される(C)Getty Images

 伝統の市街地レースとして知られるF1モナコGPで今季から最低2回のピットストップが義務付けられることになった。2月26日に開かれた世界モータスポーツ評議会で承認された。これまではレース中に最低1回のタイヤ交換をしなくてはならなかったが、モナコGPの場合はほとんど抜きどころがなく、コース上での順位が入れ替わる場面が少ないことから「スペクタクル性を向上させる」として導入されることになった。

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 モナコGPは唯一、規定のレース総距離305キロを割るグランプリで、かつては木曜日が初日で途中に休息日が設けられるなど特例づくしだった。2022年に休養日は廃止されたものの、今回はピットストップに関するモナコGP限定の特別ルールが設けられることになる。降雨でウエット宣言が出されたらタイヤ交換の義務はなくなるが、今回の取り決めではドライ、ウエットに限らず最低2回のピットストップが必要という。

 現行ルールではレース中に異なる2種類のタイヤを装着する必要がある。ピットストップ2回の義務が生じるとすると、ピットインのどちらかをタイヤ交換しないでドライブスルーさせることもできるが、評議会では「F1委員会での議論を受けて、モナコGPでは決勝レースで少なくとも3セットのタイヤを使用することを義務付ける特定の要件が承認され、ドライレースの場合は少なくとも2つの異なるタイヤコンパウンドを使用することが義務付けられる」としており、最低3セットのタイヤを履くことになる。

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