「ほぼ毎日食べていた」改めて東京五輪の選手村食事情をオリンピアンが絶賛 「素晴らしい環境だった」
同記事によると、今回のパリ五輪の選手村の料理は「フレンチ」「ワールド」「アジア」「アフリカ・カリビアン」と大きく4つのテーマに分けられており、さらに「ハラール」「グルテンフリー」など様々なアスリートの栄養ニーズを満たしたとされる。
また、同記事の中ではイギリスのボート選手で2012年のロンドン五輪から4大会連続出場しているモハメド・スビヒが過去の選手村の食事事情を振り返っている。
スビヒは「オリンピックの主催者はできるだけ多くの国に対応しようとしている」としながら、目を向けたのは東京大会のレベルの高さだった。
「東京にはアラビア語でハラールと明記された巨大なセクションがありました。ハラールフードを欲しがるイスラム教徒のアスリートはそのセクションに行くことができました」とした上で、"人気の品"についても語った。
「パラタがとても良かった。とても素晴らしかったのでほぼ毎日食べていました」として、同食品はほかのイギリスチームの選手たちも競うように食べていたと伝えた。
パラタとはインド発祥のパンであり、小麦粉で作った生地を薄く伸ばし、ギーといわれるバターを溶かした上澄みを塗って折りたたむもの。サクサクとした食感が特徴とされる。
ほかにもスビヒによると東京五輪選手村の巨大なハラールコーナーには「ハラール食品が多く備えられ、希望すればアメリカンバーガーを手に入れることができた。多くの異なる料理を提供してくれて、いろんな食べ物を入手しやすい素晴らしい環境だったよ」と絶賛した。
東京五輪の選手村食事においては、日本料理を始めとした世界各国の料理に対応。おにぎりやお好み焼き、カレー、餃子など日本人にとっても日頃からなじみの深い食品も提供され、各国アスリートから評価を高めた。
今回のパリ五輪選手村の食事においては様々な課題もアスリートから提示されたとあって、今後の大会でも食事面は引き続き、注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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