「ほぼ毎日食べていた」改めて東京五輪の選手村食事情をオリンピアンが絶賛 「素晴らしい環境だった」

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今回のパリ五輪では選手村の食事面もクローズアップされた(C)Getty Images

 熱戦をくり広げたパリ五輪においては選手村の食事事情も大きくクローズアップされた。

 地産地消をうたい、地元の食材を多く使ったビーガン食などが多く提供される一方で、良質なたんぱく質を求めるアスリートの間からは「肉が足りない」など不満の声も漏れた。

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 そんな中、英国の文化・政治経済ニュースサイトを取り扱う『Hyphen Online』では「パリ2024がハラール食品で金メダルを獲得」と題した記事を掲載。

 その中では五輪期間中にイスラム教徒のアスリートたちが夢中になった選手村のハラール料理として「ハラールビーフのレーズンソテー」「チキンタジンとオリーブ」「ターキーとココナッツカレー」などが紹介されている。

 一部の選手には不評だった選手村の食事だが、イスラム教徒の人々が安心して食べられるハラール食品においては満足のいく内容だったことが伝えられている。

 イスラム教では生活全般において戒律があり、食べ物に関しても「食べてよいもの」と「食べてはいけないもの」が細かく決まっている。

 全面的に禁じられているのは、豚肉とアルコール。豚から派生したすべてのもの、および豚と接触した食品もすべて禁忌とされている中、食べてよいものを「ハラール食品」と呼ぶ。

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