【DeNA】度会だけではない即戦力ルーキー 高木豊氏が注目したサード宮崎の〝後継者〟とは

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 さらに目を向けたのはこの日の紅白戦に紅組の「3番・三塁」で先発出場したドラフト6位ルーキーの井上絢登(四国IL徳島・23)だった。

 井上は初回に先制の右犠飛を放つと4回には左前打をマークと1安打1打点。独立リーグ出身、力強いスイングを持ち味とするルーキーについて、高木氏も「打ちに行って見逃せるのがいい」として、「選球眼は見る力だけど、選球体というのは 打ちに行きながら止まれるという、そういう力があるかな」と打席での対応力を高く評価した。

 内野手としてのサード守備に関しては技術向上が必要としながら「バッティングは非凡なものを感じた」とべた褒め。今後も成長を見守りたいとした。

 DeNAのサードといえば、「プーさん」の愛称でも知られる昨年のリーグ首位打者、宮崎敏郎が守る。独特の打法から安打を生み出す、球界を代表するスラッガーで知られるが近年はコンディション維持を目的に定期的な休養をはさむ形も増えている。「ポスト宮崎」育成は急務ともいわれていただけに、今回の井上含め若手が順調に育っていけば危機管理の意味でも大きい。

 動画内ではほかにも高木氏が目についた選手、今季のチーム課題についても語っている。

 DeNAといえば、1998年以来となる悲願の優勝をファン誰もが待ち焦がれている。就任4年目となる三浦大輔監督のタクトも含め、今季の戦いぶりも注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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