「日本の成長を証明した」パリ五輪出場を決めた日本代表に元HCも賛辞【バスケW杯】

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インタビューでは目を潤ませた渡邊。来年のパリ五輪でも彼の活躍に期待したい(C)Getty Images

 9月2日、世界ランク36位の日本代表は「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」17-32位決定ラウンド第2戦で同64位のカーボベルデと対戦し、80-71で勝利した。これで日本は今大会のアジア最上位が確定し、自力では1976年モントリオール五輪以来、48年ぶりとなるパリ五輪の出場権を獲得した。

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 日本にとって歴史的な一戦となったこの試合は、河村勇輝、比江島慎、渡邊雄太、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソンの5人が先発出場。第1クォーターは17-19と相手にリードを許したものの、第2クォーターに逆転に成功すると、河村が3ポイントを決めるなどリードを広げた。さらに、河村と同じ22歳、富永啓生の3ポイントが冴えまくり、3本連続で成功させるなど日本に勢いをもたらした。富永はこの試合、3ポイントを8本中6本成功させる活躍を見せ、日本の勝利を手繰り寄せた。

 第3クォーターでも勢いを止めず、73-55で第4クォーターを迎えた日本だったが、ここからカーボベルデが猛攻を見せる。日本は得点を奪うことができない時間が続き、終盤には3点差まで追い詰められたが、悪い流れを断ち切り、最終スコア80-71で逃げ切った。

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