「完璧な伏線回収」スラムダンク単行本に記された井上雄彦氏の“願望”がなんと実現! 31年前の言葉にファン興奮「すごくね?」
パリ五輪出場を決め、笑顔を浮かべる日本代表の面々。そんな快進撃を望んだ名作漫画の作者のメッセージが話題となっている。(C)Getty Images
人気漫画「スラムダンク」の作者・井上雄彦氏が30年以上前に残していた言葉に注目が集まっている。
9月2日、日本バスケは歴史を紡いだ。沖縄アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」(W杯)の17-32位決定ラウンドが行われ、グループOの男子日本代表(世界ランク36位)がカーボベルデ代表(同64位)に80-71で勝利。自力では1976年モントリオール大会以来となる五輪出場を決めた。
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最終の第4クォーターでカーボベルデの猛追を振り切り、悲願だったパリ五輪出場を決めた“アカツキジャパン”。コート内を躍動し続けた渡邊雄ら精鋭たちを、沖縄アリーナに詰め掛けたファンも熱狂しながら称えた。
そんななかで、バスケ、いや日本の漫画が誇る名作「スラムダンク」の作者である井上氏が過去に記した言葉に再脚光を浴びた。キッカケはカーボベルデ戦後に複数のファンがSNSに投稿した画像だった。
その画像には単行本のカバーの折り返し部分が載っており、「『スラムダンク』を始めたころ、思い描いていた願望が2つ叶いました。1つは取材と称してNBAのファイナルをアメリカに見に行くこと。もう1つはバルセロナ五輪を、これも取材と称して生で見ること。大変感謝してます」という井上氏のコメントが列挙され、こう願望が記された。
「次は日本チームの五輪出場が見たい。『スラムダンクを読んでバスケを始めた。』という子供たちが、大きくなってやってくれたら…………オレは泣くぞ」