屈辱のV逸…ドイツに敗れた米代表の智将が語った“世界との差”「92年ではない。優勝するのは簡単じゃない」【バスケW杯】

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バスケW杯で2大会連続のV逸。この悔しい結果を受け、敗因をカーHCが語った。(C)Getty Images

 優勝候補の一角に据えられた“バスケ大国”がファイナルを目前に屈した。現地9月8日に、バスケットボールのワールドカップ(W杯)準決勝がフィリピンで行われ、2014年のスペイン大会以来の優勝を目指したアメリカ代表がドイツ代表に111-113で敗れた。

 2大会連続で優勝を逃す屈辱となった。取って、取られての大接戦を繰り広げたアメリカだったが、最後は司令塔のデニス・シュルーダーが17得点・9アシストと躍動したドイツに競り負けた。

【動画】ドイツとの熱戦を落とす アメリカ代表の屈辱のV逸試合のハイライトをチェック





 タレント力は世界屈指だった。それでも勝てなかった。この結果には指揮官も落胆する。

 東京五輪ではアシスタントコーチを務めていたスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、試合後の会見において「ドイツを祝福したい。彼らは素晴らしかった。オフェンス面でビッグショットを決めていた。彼らはやるべきことをやっていた」と決勝に駒を進めた欧州の雄を称えたうえで、「勇気を持って戦った我々の選手たちを誇りに思う。だが、勝利には至らなかった。それが現実だ」と語気を強めた。

 そして、記者から2大会連続で優勝を逃した意味を問われた57歳の智将は「まず、こういった大会は難しいんだ」と前置きしたうえで、こう続けている。

「過去30年間でバスケットボールは世界に広まった。もう1992年ではない。世界中で選手もチームも良くなっている。W杯や五輪で優勝するのは簡単じゃないんだ」

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