「ちょっと深刻だな」日本ハム39年ぶり12連敗 球界OBが指摘する大型連敗の「要因」とは

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 日本ハム先発投手陣は現在6勝とチーム勝ち頭の上沢直之を筆頭にWBCにも出場した伊藤大海、左腕、加藤貴之など試合をしっかり作ることができる投手は多い。実際にチーム防御率はリーグ2位の2・97と安定しているも、ここまで負けが込むとプレッシャーも大きくなってくる。相手打線を封じ込める「絶対エース」の存在が待たれている。

 一方でこの日の試合ではミスも足を引っ張った。「9番・遊撃」で先発した山田遥楓は3回、5回と2失策、「8番・二塁」で先発した上川畑大悟も4回に失策と、1試合3失策を記録。チーム「58失策」(23日現在)はリーグワーストとなっている。リーグ最少のオリックス、ソフトバンクの「28」とは30も差がついており、投手力のチームとあってリズムに乗れない背景にはこういったミスの多さも影響を及ぼしているようだ。

 借金は17まで膨らみ、最短で29日にも自力Vが消滅する。就任2年目、開幕前に「優勝しか目指さない」と指揮官が公言して始まったシーズンが勝負の夏を前に消化試合では寂しすぎる。選手の意地に期待したい。 





[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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