「これでわからなかったら監督としての資質がない」 新庄ハム 勝負の2年目で不安視されている「ポイント」とは
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日本ハムの愛されキャラクター、杉谷拳士内野手(31)が今季限りで現役を引退することになった。プロ生活14年。来季は新球場が開場と「お祭り男」で知られる杉谷の去就にファンの間からも注目が高まっていたが、自らで区切りをつけた形だ。
去る人がいる一方でチームは改革の真っ最中だ。
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すでにオフに入ってからは阪神から交換トレードで斎藤友貴哉投手(27)と江越大賀外野手(29)の新戦力2人を獲得。斎藤に関してはブルペンの投球を見守った上で「抑えもいけますね、すごく可能性がある選手」と監督も期待をかける。
伸びのある直球に、スライダー、フォーク、カーブと多彩な球種を操る右腕には来月5日に行われる侍ジャパンとの強化試合でも登板が予想されている。
今季は開幕から最下位が定位置となった。新球場元年となる来季は何が何でもチーム浮上が求められている。一方で不安材料がないわけでもない。
「新庄監督の選手起用に関してです。今季はトライアウトと称して多くの選手のポジションを入れ替え、適性を見た。勝負の2年目はある程度メンバーを固定して臨むとも監督も話してますが、果たしてどうなるか。その点が不安視されています」(放送関係者)
今回の斎藤の抑え構想に関しても、すでに今シーズン終盤の戦いでは「適性」を見たいとして、本来先発の伊藤を抑えとして起用している。
「選手間では来季も同じような状態が続くのではないかと不安を持っている選手もいるようです」(同)