【日本ハム】投手陣充実 チームの「扇の要」は誰に?注目集める正捕手争いの行方
中でも〝ゆあビーム〟といわれる強肩とともに田宮の持ち味といえば、「足」もある。捕手としては珍しい、50メートル走、6秒フラットの俊足も田宮の魅力だ。
そして、捕手起用こそ少なかったものの、存在感を示したのは、郡司裕也だ。
今季6月に交換トレードで中日から加入すると、元々持っていた高い打撃センスが開花し、プロ初本塁打を初め、プロ初猛打賞などまずは打撃で日本ハムファンに鮮烈な印象を残した。様々な面でキャリアハイの成績を残した。日本ハムに移籍後は55試合に出場し、打率・254、プロ1号を含む3本塁打、19打点と飛躍の年となった。
シーズン中はその打撃力を活かすべく、主にファーストや指名打者、さらには慣れないレフトやセカンドなど本職である捕手以外での起用が多かった。
ただ郡司も捕手へのこだわりを当然持っており、来季はし烈な正捕手争いに臨むことになる。
このほかにもチームには清水優心、古川裕大、さらにはドラフト2位ルーキーで即戦力としても期待される上武大・進藤勇也など、正捕手候補が目白押しとなっている。
それぞれタイプや持ち味が異なるだけに、新庄監督がどのようなタクトを操り、勝利に結びつけるかも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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